いとしきアラカン

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ラジオ文芸館 楽しいよ~!!

私が、「生き方も含めて、最も素敵な料理研究家だな~!!」と、敬愛している、大原照子さんが、著書の
「50歳からのシンプルライフ術」で、おしゃっていました。*この方は、老いを、リキマズ、カマエズに、軽やかに明るくごく自然に受け入れていらっしゃる、心も粋でオシャレな方だと思います。「白内障の手術をしてからは、どうも目が疲れるので、テレビは最近、大決断して処分してしまったのですが、テレビのない暮らしの快適さに気づきました。」と、おっしゃっておられたのです。私も、かすみ目になってからは、テレビも、はっきりとは見えず、もちろん本や新聞、絵画鑑賞も、旅行の景色も、見えずらいので、その楽しみからは遠ざかっていました。自然と聴く楽しみと、料理の楽しみの方へ、興味が移ってきました。まあ、以前から、皿洗いしながら、ラジオを楽しんでいましたが、近ごろ特に心に沁みる番組が、NHKラジオ第1(私の地域では891)の土曜日の朝8:00~の「ラジオ文芸館」です、この番組は、様々な短編小説を、いろんなアナウンサーが、豊かな音響効果を背景に、朗読してくれる番組です。自分では、手に取って読もうともしなかった作品に遭遇させていただいて、世界が広がった感じです。今日の作品は、三崎亜記さん著の「エナ」という作品です。内容は、影の無い男性の手料理と穏やかな無私の優しさで、癒されて再生していくという女性の、物語でした。なんと著者は男性なのに、、本当に女性の求めているのは「慈しみ」なのだという事実を的確に描いておられ、涙が出そうになりました。そして、この男性は、もうこの世にはいない精霊なのではないかという事も感じさせられます。(*私の勝手な感じ方かもしれませんが。) 地上での我欲など余計な物を全部捨て去り、「自分のできる事で、相手を喜ばせ癒したい。。。」という魂だけにそぎ落とされた、ピュアな精霊ではないかと。 かすみ目でもう幽玄の世界を、さ迷う私に、生きる道とヒントを提示していただいた気がしました。 「たとえ、かすみ目になっても、他のパーツ等も、いろいろちょうどでなくなってきても、魂だけはピュアに、自分のできる事で、相手を喜ばせてね。無私の精霊さんのようね!」と励まされたような気がしたのです。  自分は以前、書籍関係の仕事をしていたのに、「小説の力等は、いかばかりのものだろうか?実際生きる力にどのくらい、役立つのかな~?」と疑問に感じていたのも事実です。でも、藁にもすがりたい、今の私には、この作品には、出会わせられたと思う程、力を与えられました。まさに「ファンタジーの力恐るべし」です。夢や文学の力も、出会うべき時に出会えば、すごく、生きる力になるのですね。。。

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by itosikiarakan | 2016-04-09 11:26 | テレビ・ラジオ