いとしきアラカン

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断捨離が流行っているけど。。。

よく、近ごろ、テレビでも、雑誌でも、老いたる親(御存命中)の持ち物を、いかに、整理整頓してかたずけるかが、話題として取り上げられています。流行の言葉で言えば「断捨離」というのでしょうか。注意深く、その専門家の話を聞けば、充分、親御さんに伺ってから、尊重して段階を踏んで、整理するようにというアドバイスがありますが、その辺は、あまり、心にとどまらずに、「とにかく、合理的に使用しない物は、捨てるべきだ。その考えのみが正しい!!」と信じ込んで、老いたる親の大切な思い出の品を、上から目線で強引に捨てる若い世代の方がいらっしゃるようです。物が散乱して危険な場合は、当然かたずけなければいけませんが、親御さんにとって宝物である写真なども、勝手に捨ててしまうようです。その親御さんは、自分の人生の歴史まで否定されたようで、やりきれないと、おっしゃっておられました。他の人からみたら価値のないように見える物でも、当人にとっては、掛け替えのない思い出の品物って、誰でもあるのではないでしょうか。たとえば、ライナス君のよれよれの毛布とか、役には立たないけれど、ある少年にとっては、心の支えと均衡を保つためのセミの抜け殻とか、当人しか分からない価値を尊重するべきかと思います。みんな、ぼろのような物にすがって生きるよすがとして、心の均衡を保っていると思います。役に立つとか立たないとか、何年たったものは捨てるべきとか、合理的な考えのみが正しい訳ではありません。いろんな価値感があるのですから、自分がそのように合理的なライフスタイルを実行しても、たとえそれが親であっても自分の考えを、押しつけるべきではないと思います。価値感いろいろ、生き方いろいろ、ですから。。。だって、部屋がスッキリ整理されていても、子供から尊重されずに自尊心が傷つけられたのでは不幸です。多少、部屋が、ごたごたしていても危険ではない程度にかたずいていれば、子供に尊重されて、自尊心を傷つけられないほうが、幸福ではないでしょうか。
流行に流されて、親御さんを尊重せずに実家を断捨離することのないようにしたいですね。。。
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by itosikiarakan | 2014-11-02 15:09 | 私のこと