いとしきアラカン

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黄昏との折り合いのための寓話

むかーし 昔、ある森の中の水車小屋に、一人の女が住んで居りました。年の頃は、とっくにアラカン世代よりは過ぎておりました。女は、毎日、一生懸命に働いて暮らしていました。でも、ある日、突然、かすみ目になってからは、昨日までとは、周りの景色がまるっきり違って見える違和感とショックで、人前では、陽気にふるまっていても、「夕暮れ時は、淋しそう。」という、NSPの唄のようにクヨクヨする気分からは、抜けきれていませんでした。そんな気分の時に、不思議に水車小屋に現れるのが、お喝婆さんです。お喝婆さんは、700年前から、この森に棲んでいる、森の精霊なのです。お喝婆さんは、人が、弱いネガティブな気分に、なっている時に、フィトンチッドを、たっぷりと含んだ息を吹きかけて、「喝!!」と気合を入れて、人を、元気にするのが、役目なのです。お喝婆さんは、白髪をなびかせて、赤い衣をまとい、怖い表情で、「喝!!」と大きな声で
人に、緑の息を、吹きかけるのです。そうすると、さすがに、甘えの気持ちが、洗い流され、本来の気持ちに気付かされるのです。女は、何度か、お喝婆さんに、喝を入れられて次の様な事に、気付く事ができました。



婆☆「あんたは、今まで、裸眼で過ごしてこれたのは、大変、幸運だったんだよ!!若い頃から、目の違和感から、眼鏡で調整してきた人いっぱいいるでしょ!!あんただけに起こった事が特別じゃないんだからね!!時期が違うだけで、地ならしすれば、平等だよ!!特に年とれば、だれでも、老眼白内障、かすみ目、飛蚊症になる人多いでしょ!!それにあんたのは、かすみ目でしょ!!もっとひどい障害の人でも、工夫して愚痴言わずに爽やかに強く生きている人沢山いるんだよ!!パラリンピック見て、考えなさい!!自分のだけ特別なんて、甘えんじゃねーよ!!甘えに喝!!」

女☆「でも、でも、私の場合、原因が脳梗塞だったのが、他の人と違う原因だったのがショックだったの。だって、だって、急に見え方が、おかしくなったんだもの。。。」

婆☆「本当に、グルグルと、同じ事ばかり考えて山手線のような女だね!!だからあ~目がちょうどでなくなるのは、誰でも、年取ればなるんだから、あんただけじゃないよ!!ここまでは、いいね!!!  それにい~、原因が脳梗塞だったのが、ショックっていうけど、考えようによっちゃ、幸運でありがたい事だよ。。それは!! だって、そうじゃないか。それが、きっかけで、再発予防のためのメンテナンスのきっかけになったんだから。物は考えようさ!!自分の幸運に感謝できないのは、良くないよ。何でも、良い方に解釈すれば、良い方にすすむのさ!!ありがたいという気持ちを忘れたので喝!!」

女☆「だって、だって、私は不治の病で、このかすみ目は、この変な見え方も、一生治らないと言われたんだよ。。。」

婆☆「冷静に考えてごらん。視力は、基本、白内障、老眼、近眼ほとんど、誰でも不治の病なんだから、あんただけじゃないさ。そして、くくって言えば、すべて加齢が原因さ。加齢は基本は不治だからね。ちょうどでない事をいとしみながら、あやしあやし、だましだまし、付き合っていく事さ。そりゃあ~若い時と同じようには、見えないさ。当然だよ!!(*ここで、諸行無常の鐘の音がゴーンと鳴る。)世の中、あきらめていけない事と、あきらめなくては、ならない事があるんだから、それの場合は、「柳に風」とサラリと流す事さ。(人生、あきらめが、肝心!!)と言うからね。それは、内心、悲しいよね。そんな時は、ほほ笑みを、そっと添える事だね。美しいあきらめが、お前の年代の役目だからね。役目を忘れたので喝!!」

森には、いつしか、黄昏の時が、迫ってきました。すみれ色の雲が、西の空にたなびいています。初秋の風が木々をそよがせています。女は、小屋の椅子で紅茶をゆっくりと飲んでいます。お喝婆さんに喝を入れられたら、心の滓がスッカリと洗い流されてとても清々しい気分になり本来の元気さがみなぎってきました。そして加古隆さんの「黄昏のワルツ」を聴きながらこう思うのでした。「お喝婆さん、ありがとう。不完全な人生、不完全な状態 不完全なものすべてそれを、まるごと受け入れ愛するために、この時期があるのね。」と。。。    *学芸会以上 チャン チャン012.gif 

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by itosikiarakan | 2016-09-29 14:57 | 私のこと

紅茶とクッキーと弦楽と

秋になると、なぜか、紅茶と手作りクッキーと弦楽が恋しくくなるのです。そこで、ちょっとだけ紅茶のお話しをさせてくださいね。優雅に丁寧に淹れた紅茶は、やはりそれだけの深さと美味しさがあるので憧れますよね。そのように淹れられる人になりたいなとも思います。そこで、もちろん私の事ですから受け売り、別名丸写しですが、イギリス流紅茶の淹れ方を記載させてくださいね。

(英国式・ストレートティーの淹れ方)

①ポットとカップにお湯を入れて温めておく。

②1人あたりティースプーン1敗(2・5~3g)の茶葉を人数分ポットに入れ沸騰したお湯を勢いよく注ぎ、すぐにふたをして蒸らす。(細かい茶葉は2分半~3分・大きい茶葉は3分~4分)

③ポットの中をスプーンで軽くひと混ぜし、茶こしでこしながら最後の1滴までカップに注ぐ。


(インド式・ミルクティーの淹れ方) *知り合いの家で振る舞われた美味しさが忘れられません。

①鍋に茶葉(一人分小さじ1杯×人数分)と水(一人分100CC×人数分)を入れて火にかけ、濃い茶色になるまで煮込む。煮立ったら牛乳(一人分100CC×人数分)を加えさらに煮込む。

②全体に細かな泡が立ち、煮立ったら火を止める。

③1分ほどおいてから茶こしを使ってカップに注ぐ。

手間をかけたら、やっぱりおいしいですよね。でも、私の理想と現実のギャップを正直に告白しますね。

(年金式お手軽紅茶)

①安いデイリー紅茶(*フレーバーなしのシンプルなタイプ)のティーパックをカップに入れて、お湯を注ぎ、気分によって、ポッカレモンまたは、ミルクを加える。
 *つい、お手軽系に傾く私でした~
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美味しく淹れた紅茶には、やっぱり、手作りクッキーも添えられると嬉しいですよね。かすみ目になってからは、つい、レシピを見たり、秤の目盛りを見るのが、見ずらくなってきて、手作りのお菓子を作るのから遠ざかっていましたが、人様に差し上げるような、レシピどうりの、きちんとした物はできなくなっても、、レシピどうりではなく、アバウトで、自分のためのヘルシーな物にアレンジすれば、できるのではと考え、この前作ってみたら、山勘でも、結構ザクザクと、あんまり甘くないクッキーが焼けました。本来お菓子は、きちんと測ってこそ、美味しく仕上がるということですが、まあ、自分用と思えば、お気楽に作れますよね。 手作りは、心が「ほっこり」して満足しますね。

(かんたん紅茶クッキーの作り方)*もちろん、丸写しレシピですが、かんたんなので私好みです。

①柔らかいバター80gに、砂糖60gをよく混ぜ、さらに卵1個、バニラエッセンスを加えます。

②ケーキ用米粉160gと紅茶の葉(ティーパックの中身)小さじ1を加えてまぜ、1mラップの間にはさんで5mmくらいに伸ばします。

③型抜きをします。

④180度で12分くらいで12分くらい焼きます。

(年金世代ヘルシー紅茶クッキーの作り方)*減塩減油減糖・ある材料で・アバウト加減しながら

①柔らかいバター10g+テキトーな量のオリーブオイルに、砂糖20gをよく混ぜ、さらに卵
1個弱、バニラエッセンス(*バニラエッセンスは無ければ省略でOK!!)を加えます。

②ケーキ用米粉160g(米粉は無ければ薄力粉180gでOK!!)と紅茶の葉(ティーパックの中身)小さじ1を加えてまぜ、1mラップの間にはさんで5mmくらいに伸ばします。

③型抜きをします。

④180度で12分くらいで12分くらい焼きます。


(スコーンの作り方 12個分)*もちろん丸写しレシピです。ザックリした気分で作ってみてね。

①ボウルに、小麦粉450g、ベーキングパウダー小さじ2、塩2つまみ、砂糖大さじ4を入れ、室温で柔らかくしておいたバター80gを加える。

②バターと小麦粉を、サラサラになるまで手でこすり合わせる。

③牛乳250ccを加えて手で混ぜる。

④小麦粉をふるった台の上に生地を3cm厚さにのばし、抜き型で抜く。

⑤オーブンシートを敷いたオーブン皿に④を並べ200度に温めたオーブンで20分焼く。

紅茶にクッキーが揃えば、やはり、秋の気分にふさわしい音楽が聴きたくなりますよね。秋には、弦楽がふさわしいような気がします。やはり、ヴェルレーヌの「秋の日のヴィオロンのためいきの、身にしみてひたぶるに うら悲し。。。」からの連想でしょうか。でも、ブラームスの重厚な音楽は、もう少し秋も深まった11月ごろに聴きたくなります。9月には、もっと軽めの弦楽がふさわしい様な気分です。そこで、私は、以前に聴いていたCD(「STELLA」ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ2本で編成される女性奏者4人の弦楽のCD)を引っ張りだして、さっそく聴くことにしました。以上、食いしん坊で空想好きの、50年前は文学少女からの、安上がりコンサートの報告でした~。チャン・チャン011.gif
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by itosikiarakan | 2016-09-12 20:40 | 私のこと