いとしきアラカン

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楽しい世の中へ

爽やかな初夏の風が、窓から吹き込んできます。 私は、皿洗いしながら、NHKラジオ「すっぴん」を聴くのですが、先日ゲストのマルチプロデューサー康芳夫さんが言っておられた言葉が、とても気になっていました。
それは、「世界的に世の中がつまらなくなってきている。楽しい世の中にするには、どうしたら良いかは、各人自分で考えていかなくてはいけない。」というご発言を投げかけておられたからです。実は、私もそれを感じていたからです。今のハリウッド映画でも、今のラップ系?のメロディーなしの音楽でも、今の一発芸コントでも、今のTPO等関係のないファションでも、今のテレビ番組の内容も、私には、上辺は派手なのに何故か胸に響いてこないのです。きっと、私が年齢的にそれを理解できないからかもしれません。しかし、心に響くものは、古今東西、老若男女を問わず普遍的価値として理解されるはずです。まず、昔と今の変化について考えてみたいと思います。

 ①昔に比べて、今は地味な「基本・ベーシック・筋」をあまり尊重しないのでそれを踏襲しないで、いきなり個   人の自由なアレンジに走ってしまう。 ex書道なども基本を充分やらずに、自由に書きたがるそうです。

 
 
 ②昔に比べて、今は価値感が多様化したため、今までの筋道、モラル、ルールが崩壊してしまい、あるべき   姿が崩壊したため、なんでも有りの作りになってしまっている。ステップルールなしでプレイして楽しく美し   いだろうか?規範規律があっての真の自由! 義務があってこその権利! 塩があるからこその砂糖!
  ex今のハリウッドのアクション映画では、平気で女性の顔を男性が殴っています。話の流れでそうなって     いるのは理解できますが、男女平等は楽しいですか?社交ダンスでも、両方自己主張したのでは美し    い姿とはならずに、片方を信頼して、他方が力抜きかげんにしたほうが美しい姿となるそうです。

 ③昔に比べて、今は地味な手間を惜しんで、負担と手間を省略したカンタンにアピールできる道を選択して   いるので、体裁よくスマートではあるが、相手の苦労を思う真心と魂の深さが伝わってこない。手間の中   にこそ豊かさがある。

 ④価値感は多様化してはいるが、今の価値感として主流なのは、効率主義、能力主義、評価主義、役立つ   かどうかの損得第一の価値感である。結果、自己中心な感性が、幅をきかせて、その条件からはずれた   ものは、容赦なく切り捨てられる。自己中心はつまらない文化である。そのはずれたものの中にこそ豊か   さがある。

 ⑤昔に比べ、今は街がつまらなくなった。大型店の進出によって、小売店の専門店としてのそれぞれの個        性 が感じられない。全国チェーン店や、ゲーム店などで、どの街も似ている。
   七夕なども、商業主義で、その店の人が作る素朴なものではなくなってきている。より豪華なものを      めざしているので、七夕作成は、専門店にお金を出して依頼している。私は、昔の、素朴でもその家      の人達が作った、心のこもった町内会の七夕が懐かしい。



楽しい世の中にするために
 ☆1.「道の基本・ベーシック・筋」を尊重して、謙虚に基本は忠実に修得する。

 ☆2.なんでも自由な世の中で、昔のらしさやあるべき姿は押しつけられない世の中になりました。それだけ    に各人が自分の中にある仏性に心の本心を照らし合わせて各人が考えていかないと、思わぬ方向へ    行ってしまいます。各人が情報に流されず自分でしっかりその都度考えて選択する

 ☆3.今は、女の人もほとんどの方が仕事と家庭を両立させています。ですから手間と苦労が子供の魂を育    てると言われても、昔のように「かーさんは、夜鍋をして~手袋編んでくれた~♪」というようなことは、と    ても無理だと思います。忙しい毎日なので、全部手作りは無理なので、カンタンな方法に行くのももっと    もです。ですから、1種類だけでも手間をかけると気持ちの豊かさが出るような気がします。exドリップコーヒーexお弁当

 ☆4.効率主義、能力主義、評価主義、役立つかどうかの損得判断は、仕事の上では、ある程度しかたない    事かもしれません。しかし相手は人間なのです。仕事でさえもこの価値感では行き詰まると思います。
効率と競争から、個性と共存へとスライドして良い楽しい世の中にしませんか?能力の無い年寄りがバ    カにされる世の中ではなくて、人として尊重される世の中のほうが美しいと思いませんか?人は生きて    いるだけで充分大変で、いとしくいじらしいと思います。その上に能力や価値まで求められたら苦しくな    ると思います。すべてのものにリスペクト!!これを忘れないことが、いじめ問題の発生を阻止すると思います。居るだけでいいよ!!色んな人が居ていいよ!!ありのままでいいよ!!一見無駄で役立たなく得にならないように見えるものの中に豊かなものが潜んでいます。→無駄こそ、ゆとり、文化、味の素!!素敵の素!人間としても、損するほうを自分が選んだり、一歩相手のために引いたり、かぶってあげられたりできる人は心のひだと奥行き振幅が感じられとても、チャーミングです。自分の利益しか考えられない自己中心はつまらない。だって、相手を思う心と信じる心が相手も自分も救うのですから。



世の中が便利になると、反比例的に心の豊かさが少なくなってくると言われています。
昔の楽しかった思い出は、祭りの時の母の手料理や心からの声掛け、季節感のある行事、お役目に徹して価値感も多様化していなかったので、役目ごと、本当にそれらしい服装をしていました。老若男女それぞれそれらしかったのです。今は季節感も、役目に徹したそれらしさも無くフラットに平均化され特徴も失われてきました。それが、良いか悪いかは分かりませんが、きっと今は過渡期なのだと思います。若い方々の中にも他人を思いやる素晴らしい人も沢山います。きっと、この過渡期をすぎたらば、新しい楽しい世の中を創造するのではないかと期待しております。

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by itosikiarakan | 2012-07-25 10:58 | テレビ・ラジオ