いとしきアラカン

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ルノワール展と、いよよ華やぐ命

仙台市の美術館で、「ルノワール展」を、鑑賞してきました。とても、豊かで幸せな気持ちになりましたよ。ルノワールは、「基本的には、人生は辛い事が多いのだから、せめて絵画ぐらいは、人生の明るい面や幸せな面に焦点を当てて、美しいものは、より美しく表現して、見る人が幸福な気持ちになって欲しい。」という考え方だという事でした。貴族の娘、都会の娘、庶民の娘、田舎の娘、愛らしい子供に、それぞれの美しさを見出し、温かなまなざしで描かれた絵画は、どれも、観る人を幸せな気持ちにしてくれます。「基本的には、辛いからこそ、反比例するかのように、明るい面に焦点を当る。」という、何でも、良いところに注視するという考え方は、とても、素敵です。この考え方の延長上に最晩年のころは、ルノワール自身が、リューマチで、体がとても辛かったのですが、反比例する様にルノワールの絵画の方は、ますます、豊穣で、幸福感に溢れたものとなってゆきます。本当に感銘を受けます。人生とは、複雑で奥深いものですね。この年齢と反比例する様に豊かな境地に入って行かれた方として、私は、以前、読んだ事はなかったのですが、印象に残った言葉として、心の片隅で記憶に残っている、岡本かの子の「年々にわが悲しみは深くして いよよ華やぐ いのちなりけり」が、思い出されました。私も、辛い事に出会っても、「かえって、良いかも!」と良い処を見出して、豊かに明るく生きてゆきたいなと思った、とても良い春の1日でした。
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by itosikiarakan | 2017-04-10 15:53 | 私のこと